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NTP


Windows11でコマンドラインから時刻を同期する

WindowsターミナルからNTP同期を手動で行いたい場合、ターミナルを管理者モードで開き「w32tm」コマンドの「/resync」オプションを使えばできる。
ただ、いきなり「w32tm /resync」とターミナルに入力すると、「次のエラーが発生しました。 そのサービスを開始できませんでした。 (0x80070426)」と出てしまい、同期ができないことがある。
こういう時は一度sc.exeコマンドでw32timeサービスを起動し、その後にw32tmコマンドを実行するとうまくいくことが多いようだ。
大抵の場合はWindows起動時にw32timeサービスが開始するようになっていて、デフォルトだと32768秒ごとにNTPサーバーにアクセスして時刻同期するはずなので、手動でこの操作をする必要は通常無いはずだが、何らかの原因でPC内蔵時計が大幅に狂ってしまった場合などには有効かもしれない。
ちなみに設定の中の「時刻を自動的に設定する」がオフになっているとこのコマンドは使えない。
以下手順。

  1. Windowsキーを押しながら「X」を1回押す
  2. 「A」を1回押す(ターミナルが管理者モードで起動します)
  3. UAC画面が出たら「はい」をクリック
  4. 「w32tm /resync」と入力してエンター
  5. 「コマンドは正しく完了しました。」と出れば同期は成功している(「次のエラーが発生しました。 そのサービスを開始できませんでした。 (0x80070426)」と出たら、以下の操作を試してみると良い)
  6. 「sc.exe start w32time task_started」と入力してエンター
  7. 「STATE: 2 START_PENDING」と出れば成功(「サービス インスタンスは既に実行されています。」と出たら、すでに同期サービスが動いている)
  8. 数秒待ってから、もう一度「w32tm /resync」コマンドを試してみる

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