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NEC Value One


NECのValue Oneで、「BTCキーボードの Maestro1.sys が原因」というエラーが出る

NEC製のValue Oneシリーズ(OSはWindows Vista)で、突然ブルースクリーンになりリブートしてしまう現象が起こることがある。リブート後に「問題の原因は、BTC Keyboard Driver (Maestro1.sys) です。このプログラムの製造元は BTC です。 現段階では、報告された問題に対する解決策は BTC から提供されていません。」 というような内容のエラーが出てくることが多い。純正で付いてくるキーボードは、BTC製の6301という型番。はっきりした原因や解決策はまだ分かっていないが、「購入後、初めて電源を入れるときに、付属のキーボード&マウスを接続せずに起動する(またはACケーブルをコンセントに差した後に、キーボード&マウスを接続する)と、このような現象が起こることがある」らしい。発症確率はかなり低いと思われる。今のところ解決策として考えられるのは2つ。

(その1):以下の手順でリカバリを行う

01) 電源を落とす
02) ACケーブルをコンセントから抜く
03) 純正のキーボード&マウスを接続する
04) ACケーブルをコンセントに差し込む
05) リカバリをする

(その2):以下の手順で Maestro1.sys をHDD内から削除する

※但しこの方法だと純正キーボードの「インターネット」や「メール」などのアプリケーションキーが使えなくなる可能性があります。
※Administrator権限で行う必要があります。
01) BTCのサイトから、6301用のドライバ(Vista非対応となっている)をダウンロード
02) このドライバをインストール
03) 再起動
04) ドライバをアンインストール
05) 再起動

上記の方法でもブルースクリーンやリブートの現象が解決せず、「maestro1.sys が原因」というエラーが出てこなくなるだけ、ということもあるようだ。2008年4月現在未だにメーカーからははっきりした答えが得られていないが、サードパーティ製のメモリ(あるいはバルクメモリ)を増設した場合、相性問題でこのような現象が起こることがあるらしい。尚、メモリのメーカーやJEDEC規格準拠などとはほぼ無関係。2007年6月にこの不具合を解消したBIOSが公開されているものの、これを適用しても現象が変わらないメモリもある。メモリを別メーカーのものに交換したら嘘のように直ったという事例もある。思い切ってメモリを交換する、というのがもっとも確実で早い方法かもしれない。

更新:2008/4/11
どうやら答えが見えてきた。マザーボード上のIntel製RAIDコントローラが正常に動作していない(早い話が故障している)と、このような現象が起こることが多いようだ。この現象が起こるまま使い続けていたら、ついにはまったく起動しなくなってしまった。NECへ修理に出すと10日ほどで返ってきたが、修理が終わってからというもの、快調そのもの。まったくブルースクリーンが出なくなってしまった。もちろん、Maestro1.sysを削除していない。

更新:2009/3/31

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