iPhone
iPhone 電話の声が小さい、聞こえにくいと言われる
iPhoneで通話中に「声が小さい」「声が聞き取りにくい」と言われた人は、ノイズキャンセリング用のマイクを塞いでいる可能性がある。
iPhoneは、「人の声」と「それ以外のノイズ」を区別している。
通話用のマイク(本体下部)とノイズキャンセリング用マイク両方から音を取り込み、両方の音の共通部分を「ノイズ」として認識する。通話用マイクの音から、「ノイズ」の波形を差し引いたものが「声」として相手に届く。このときノイズキャンセリング用マイクが塞がれていると、その差分が正常な範囲ではなくなり、結果としてノイズが大きく乗った声になって聞き取りにくくなったり、声をノイズとして誤認してしまって小さな声になったりする。
一般に販売されているiPhone用ケースの中には、このノイズキャンセリング用マイク穴を塞いでしまうもの(特に手帳型ケースの場合、カバーを折り返したときに塞いでしまったり、逆に集音効果が高まってしまったりするもの)があるので、選ぶ際には注意が必要だ。
通話する時にiPhoneを深く持って話す人も、自分の手でこのマイク穴を覆ってしまって同様の現象になってしまうことがある。
当然だがこの穴にゴミや埃が詰まっていても同様の問題が起こるので、たまにチェックしておくと良いかもしれない。
iPhone4など
iPhone5など
iPhone4, 4sなどは、上部のヘッドホンジャック付近に、iPhone5, 5s, 5cなどは、背面カメラレンズ付近に、マイク用の小さな穴が空いている。これを塞ぐと通話時の声が安定せず、相手に聞こえづらくなることがある。
特に、iPhone5以降は背面にこの穴があるため、手帳型ケースを使っている場合、通話時にカバー部分を裏へ折り返して使う人は無意識のうちにマイク穴を塞いでしまっている可能性がある。
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