Eclipse
Eclipseでプロジェクトフォルダが開けない
結論から書くと、一度ワークスペースにプロジェクトをインポートしてから開けば可能。(手順は一番下)
eclipseは、vscodeのように「フォルダを開く」ということができない。
最初の起動時(または起動するたび)に「ワークスペース」のためのフォルダを指定する必要があるが、この「ワークスペース」の中に「プロジェクト」を作成して、そこで作業をしていくような仕様になっている。
eclipseメニューの「プロジェクトを開く」というのは、「ワークスペース内のプロジェクトを開く」という意味であって、「プロジェクトフォルダを開く」という意味ではない。
なのでワークスペースが空の状態だと「プロジェクトを開く」がグレーアウトしていてクリックできないわけだ。
既存のプロジェクトフォルダ(本当は昔使っていたワークスペース内のプロジェクト)を開きたいときは、まずワークスペースにプロジェクトを取り込まないといけない。
ワークスペースフォルダとプロジェクトフォルダは同じでも問題はないが、できればワークスペースフォルダ内に各プロジェクトフォルダを作成していくのがeclipseらしい使い方になるのではないかと思う。
ただしワークスペースに取り込まれるのはプロジェクトフォルダまでのパスなので、必ずしもプロジェクトフォルダがワークスペースフォルダ内にある必要はない。
この仕様があるおかげで、複数のプロジェクトを行ったり来たりしながらコードを書くことがしやすくなっているものの、単一のプロジェクトでコードを書くときは混乱のもとになっているような気もする。
ちなみにワークスペースフォルダを複数作成すると、ワークスペースを切り替えることでeclipseのカスタマイズ状態を切り替えることができる。
というわけでワークスペースにプロジェクトを取り込む手順は以下の通り。
- 「ファイル(File)」をクリック
- 「インポート(Import)」をクリック
- 「一般(General)」をクリック
- 「既存のプロジェクトを取り込む(Exsisting Project into Workspace)」をクリック
- フォルダを選択して「終了(Finish)」をクリック
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