Crystal

Crystalで動的ポリモーフィズムをしてみる

Rubyライクに記述できることで有名になりつつある静的型付けのコンパイル型言語Crystalだが、あまりにRubyライクに書けすぎて「本当に静的型付けなのか？」と疑うほどの書きやすさになってきた。
「カプセル化・継承・ポリモーフィズム」の3本柱がある、しっかりとしたオブジェクト指向型言語という特徴は本家のRubyさながらで、子クラスに親クラスと同名のメソッドを書けばそれだけでオーバーライドしてくれる。
アップキャストを明示する必要もなく、Rubyとまったく同じコードがコンパイルできて動いてしまった。

class Ship
    def move()
       puts("moving...") 
    end

    def fire()
        puts("fire!")
    end
end

class SuperShip < Ship
    def fire()
        puts("fire!fire!")
    end
end

class HyperShip < Ship
    def fire()
        puts("fire!fire!fire!")
    end
end

e = Ship.new
e.move()
e.fire()
e = SuperShip.new
e.move()
e.fire()
e = HyperShip.new
e.move()
e.fire()

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