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SONY VAIO PCV-RX53。
Windows XPが出てまだ間もない頃のモデルで、OSの起動パーティションがFAT32になっている。
HDD故障による交換・DVD書き込み対応の光学ドライブへの交換・メモリ増設・BIOS電池の交換などの作業が必要。 |
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DVD書き込み対応ドライブがまだなく、DVD読み込み+CD-RW書き込みのいわゆる「コンボドライブ」すら無かった時代のPC。
そのため、DVD-ROMドライブとCD-RWドライブの2つの光学ドライブが搭載されている。 |
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まず側板を取っ払う。
背面上部右側のノブ(天板に隠れて見えない)を手前に引く。 |
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中身はこんなかんじになっている。
天板の隙間から指を入れて、手前に引くと側板がポコンと外れる。 |
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天板は、2つのツメを押さえながら引き上げると外れる。 |
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天板を取って上から見ると、CPUのヒートシンクが少し見える。 |
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電源ボックスが意外なところに設置してあり、これを外さないことにはメインボードにアクセスできない。 |
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ビスは1本のみなので、取り外しは容易。 |
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ビスを外して、電源ボックス上部にあるこのツメを下に押さえながら、ボックスを手前に引き出す。 |
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漸くメインボードが出てきた。
まずは、メモリの増設。
PC133のメモリが最近高くなってきた・・需要が少なくなってきたのかも。
とても狭いので、片手で作業しなくてはならない。 |
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次はHDD。
前面パネル側に、HDDステイがある。
下側に着脱用のノブがあるので、これを下に押さえながら、ステイを手前に引き抜く。 |
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少し引き抜き、ノブを戻して、HDDをステイごと取り出す。 |
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HDDはインチビスで固定されているので、これを外し、新しいHDDと交換する。 |
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お次は光学ドライブ。
光学ドライブのステイもノブによって着脱が可能になっている。
これを下に押さえながら、光学ドライブのステイを背面パネル側にスライドさせる。 |
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その後に上(天板方向)に引き上げる。 |
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配線などを外し、ドライブとステイだけの状態に。 |
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今回はDVD-ROMドライブをDVD-Super Multiドライブに交換するので、上側のドライブのビスを外す。 |
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同じところに新しいドライブを挿入し、ビスで固定する。
後の手順は今までの逆。
配線も元通りに行っておく。 |
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次はBIOS電池の交換。
電池はPCIスロット付近にある。 |
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まずはPCIボードを外す。 |
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邪魔になる配線も外しておく。 |
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長めのドライバーなどで電池を外す。 |
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新しい電池と交換して作業完了。
OS起動パーティションのFAT32をNTFSに変換するために、コマンドラインで
convert c: /fs:ntfs
としておいたほうが良さそうだ。 |