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メルコIDE-SCSI変換外付HDDの最大認識容量

メルコ製のSCSIハードディスク あらかじめ言っときます。
今回はただの暇つぶしです(笑)

メルコ(今はBUFFALO)製のSCSI外付ハードディスク。
メルコ独自のIDE-SCSI変換回路を搭載し、外部インターフェイスはSCSI2だが中身のHDDはIDEタイプ。
外付HDDを分解する はたしてIDE-SCSI変換回路というものが、どの程度の容量までを認識するのか気になる。
初めから入っているHDDの容量は4.3GBだが、もう少し大容量なモノまでいけそうな気がする。

とりあえずビスを外す。
外付HDDを分解したところ カバーをスライドすると、中身が見えてくる。
IDEとSCSIを変換する回路 この基盤がIDE-SCSI変換回路。
SCSI規格のHDDが激減しつつある中で、外付けではまだまだSCSIタイプが主流だった(USBすら無かった時代)。
最近の「バーチャルバンクメモリテクノロジー」にしても思うけど、メルコのアイデアはすごい。
HDDを外付ケースから取り外したところ IDEおよび電源ケーブルを引き抜くだけで、HDDは簡単に取り外すことが出来る。
Seagate製の40GBHDD 交換用に用意したHDDは、Seagate製の40GB(7200rpm)。
別に大した意味はなく、たまたま手元に余っていただけ。
メイン・レプリカの切り替えジャンパー 忘れると後で困る、メイン/レプリカ切り替えのジャンパ。
ジャンパピンをメイン側に切り替える メイン側に切り替えておく。
IDEのHDDをSCSIの外付ケースに入れる HDD自体の大きさは、十年以上まったく変わらない(3.5インチ)ので難なくケースに入る。
USBをSCSIを変換するアダプタ 認識しているかどうかの確認をするために、αデータ製のUSB-SCSI変換エミュレータを用意。(これも大きな意味はなく、手元にあっただけ)
SCSIのターミネータを取り付けたHDD 確認の結果、40GBは認識しなかった。
いろいろな容量で試したところ、6GBは認識し10GBは認識しないので、おそらく8.4GBくらいまでだと思う。
PC-9821の内蔵IDEの上限が8.4GBだし、昔からメルコはNEC規格が好きみたいだし、なんとなく。
SCSIからUSBに変換して接続 今の時代に使えるほどの容量を認識しないので、役に立てることは難しいという結論だが、これはこれで有意義なデータが得られた。
(そうか?(笑))

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